【10月以降の最低賃金改定で下回ると労使協定の再締結が必要です】
4月時点で作成した労使協定の金額が、10月以降の最低賃金改定後に下回ってしまうケースが増えています。
特に注意が必要なのは以下の点です。
- 地域調整(地域指数をかけた段階)で、すでに最低賃金を下回ってはいけません。
- 前払い退職金制度を活用する場合も、**退職金を加算する前の段階(地域調整後)**で最低賃金と同等以上にする必要があります。
- → 退職金上乗せ後の金額だけ見て安心しないでください。
| 0年 | 1年 | 2年 | 3年 | 5年 | 10年 | 20年 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 基準値(賃金構造基本統計調査) | 1,164 | 1,325 | 1,418 | 1,453 | 1,555 | 1,661 | 2,065 |
| 2 | 地域調整(青森 85.4%) | 995 | 1,132 | 1,211 | 1,241 | 1,328 | 1,419 | 1,764 |
| 3 | 退職金(5%)上乗せ後 | 1,045 | 1,189 | 1,272 | 1,304 | 1,395 | 1,490 | 1,853 |
→ 0年経験で995円となり、最低賃金1,029円を下回ってしまっています(NG)。
正しい例(地域調整後に最低賃金を確保)
| 0年 | 1年 | 2年 | 3年 | 5年 | 10年 | 20年 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 基準値(賃金構造基本統計調査) | 1,164 | 1,325 | 1,418 | 1,453 | 1,555 | 1,661 | 2,065 |
| 2 | 地域調整(青森 85.4%) | 1,029 | 1,132 | 1,211 | 1,241 | 1,328 | 1,419 | 1,764 |
| 3 | 退職金(5%)上乗せ後 | 1,081 | 1,189 | 1,272 | 1,304 | 1,395 | 1,490 | 1,853 |
→ 地域調整の段階で最低賃金1,029円を下限として設定(OK)。
- 最低賃金は毎年10月頃に改定されていますが、改定後の金額を4月時点で正確に予測するのは困難です。
- そのため、10月以降の改定タイミングで必ず確認を。
- もし下回っていた場合 →速やかに同等以上の金額に引き上げた労使協定の再締結が必要です。
最低賃金改定の時期に必ず「地域調整後」の金額を再確認いただき、法令違反とならないようご注意ください。

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