無許可で派遣労働を行っていた法人が刑事告発されました。
令和3年8月1日から令和5年2月20日までの間、厚生労働大臣の許可を受けることなく、自己の雇用する労働者12名(2,780人日)を他社の指揮命令の下で労働に従事させる労働者派遣事業を行った疑いがあり、刑事告発をされたようです。
労働局では、多くの派遣先会社(派遣元だけでなく)を調査することにより、どのような会社と請負などのやりとりがあるかを確認しています。派遣先は、やりとりのある会社のリストを提出し、労働局は、その会社の状況を確認します。例えば、その会社の従業員は、派遣先で働いているのか、指示命令を派遣先からされているのか(派遣状態)、その会社は派遣の許可を持っているのかなど。
まだ許可を取ってない会社さんで、既に派遣状態になっている場合は、早急に顧問社会保険労務士さんに相談されることをお勧めします。