よく『FP』と略される『ファイナンシャル・プランナー』ですが、
まず、この定義について触れたいと思います。
さかのぼること、1969年。
アメリカで設立されたIAFP(※)という国際FP協会が、FPの定義をこう定めました。
『顧客の収入や資産・負債など、顧客に対するあらゆるデータを集め、要望や希望・目標を聞き、現状を分析したうえでそれに基づいて、顧客のライフプラン上の目標を達成するために、必要に応じて弁護士、税理士などの専門家の協力を得ながら、貯蓄計画、保険・投資対策、税金対策など包括的な顧客の資産設計を立案し、その実行の手助けをしていく専門家』
現在もファイナンシャル・プランナーとしての業務の根本はここにあるのです。
次回からはプランニングの基本的な6つの分野について触れていきます。
※IAFPは現在はFPSBという名前で再編されており、世界各国のFP協会を管理する立場にあります