『FPの6分野』の2つ目、リスクマネジメントについてご紹介します。
それぞれの家族、あるいは法人などを取り巻くリスクを数値化して、そのリスクに対して、保険でカバーできる部分は保険でリスクを補うということになります。
皆さんも多くの保険商品をご存知かと思いますが、生命保険でカバーできるリスク、損害保険でカバーできるリスク、またそのどちらでもカバーできるリスクがあり、ご自身が感じているリスクに応じて適正な種類の保険を決めて、加入保証額(保険金額)を設定する必要があります。
適正な保障額を見積もるためには、年金制度や健康保険制度(高額医療費、傷病手当金など)の知識が不可欠です。
これは、公的保障で賄えない部分についてのみ保険でカバーすることを考えるためで、公的保障の内容を知らなければ適正な保障設計ができないからです。
「保険料をできるだけ安くしたい」
「新商品を勧められているが、内容がよく理解できない」
「今契約している保険よりも、もっと有利なプランを教えてほしい」
「今契約している保険はそのままにしておいて大丈夫なのか」
「健全な保険会社に加入したい」
など、たくさんの要望(ニーズ)が出てくるのがこのリスクマネジメントの分野です。
次は、タックスプランニングについてご紹介します。